香里園・八木邸を観る
at 藤井厚二
久しぶりに生きた建築に出合えた。
藤井厚二の設計した住宅では
大山崎の聴竹居が良く知られているが
モデルルーム化していて
居住実態が感じられないのです。
困った事にバカなエコ信仰者にとって
神格化の扱いになっている。
ところが八木邸には生活臭が
プンプンしている。
摂南大学の学生に聞くと
数年前まで八木氏の関係者が
大した改造もせず住んでいた様だ。
ある学生も実測調査の為に
数か月間、泊まり込んで調査したらしい。
彼らから、貴重な話も聞くことが出来た。
私も含めて、現代の建築家は80年間も
住み続ける家を設計出来るのだろうか?
香里園の八木邸は間違いなく
今だに愛され続けられている、住宅です。
akira
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