笠原一人レクチャー~近代建築保存活用の現在(現状と課題と可能性)

笠原一人~近代建築保存活用の現在

          at 京都大学楽友会館(森田慶一)

 

笠原一人先生のレクチャーへ行く。

近代建築の保存活用について法制度、都市計画との連携、保存運動、

学術団体等、職能、教育、ビジネス、見学会や講座について

現状と今後の課題について実例を交えながら

一般の人を相手に解り易いレクチャーでした。

関西で今、近代建築の保存活用については連戦連敗の状況だと思うが

その中で笠原先生は一人、気を吐いている。

一般市民から保存要望があれば要望書を書き

所有者や関係者に届け、建築の重要性を説きに行く。

保存を提案した建物がどれだけ解体されたであろう、

負けても負けても笠原先生は走っている。

 

akira

 

京都大学楽友会館の裏手に吉田寮がある、

ここだけは時代が止まっている。

この日、暑気当たりを発症する、熱中症になった。

死ぬかと思って辿り着いた所は京都大学病院だった。

人間は中々、死ねないと思った。