倉方俊輔レクチャー~生きた建築って何?(保存と活用)

倉方俊輔~生きた建築ミュージアムフェスティバル2015

       at 近畿大学建築学部

 

生きた建築ミュージアムフェスティバル2015

通称、イケフェス2015の仕掛け人、倉方俊輔氏のレクチャーへ行く。

イケフェスとは大阪市内に現存する建物で、歴史的や学術的な価値以外の

実際に使用されていて街の人たちに愛されている建物を紹介するイベントである。

2013年から始まったこのイベントは、2014年には延べ1万人の参加があり

2015年には延べ4万人の参加となった。

これには業界関係者が驚いた、やはり建築にはロマンがある様だ。

倉方氏は建築史の研究者で本来は歴史的、学術的に分析する職能ではあるが

古い建物の活用という新しい価値を見せてくれる。

学生諸君、勉強しろよ!

 

世話人の先生の話が気になったので一言。

京都会館のゴタゴタについては、改修設計者が香山壽夫氏なのが問題では無い。

京都市(行政機関)が都市計画の中で脱法行為の様な行いが本質である。

いわゆる、「違法性は無い。」といった法解釈を行政機関はしてはならない、

という事が住民訴訟にまで揉めてしまった原因である。

学生の前では正確な情報を伝えないといけない。

 

akira