村野藤吾~模型が語る豊穣な世界

村野藤吾展シンポジウム~模型が語る村野建築の魅力

          at 京都工芸繊維大学

 

京都工芸繊維大学での村野藤吾展へ行く。

1999年から延べ13回の展覧会で製作された建築模型が80点、並んだ。

改めて、村野藤吾の造形能力に驚くと同時に

模型を製作した学生諸君にも感心した。

過去に村野事務所の仕事に関わる機会が有ったが

とにかく、読みにくい図面である。

実務経験の無い、学生諸君にとっては全く読めない図面で有ったであろう。

現代の設計はCADやBIMと言った効率重視の生産システムになってしまった、

ある時から図面は文章から記号に変わってしまったと思う。

村野の難解な図面に触れた学生は

此れからどの様な建築を考えるのでせうか。

 

akira