自然・歴史・文化をつなぐ仕事≒栗生 明

自然・歴史・文化をつなぐ建築~栗生 明レクチャー

       at 京都市国際交流会館

 

栗生 明氏のレクチャーに行く。

地域性に留意する為の3つの考えを教えて貰いました。

1)古さと新しさ

古いとは、新しいとは何か。

古いモノが有るから新しいモノが有り

新しいモノは、次の瞬間に古いモノになっている。

2)身体性

肌触り、その場に馴染む事。

建築とは、ある土地(地域)に新しい建物が出来る事、

地下構造や水面を採用する事で

以前から有る様な文脈を考える事。

3)繕い

欠点を価値にする事。

瀬戸物のヒビ割れを景色として楽しむ事や

モノとモノの間を繋ぐ事でその隙間に価値を与える事。

 

自然・歴史・文化をつなぐ建築をつくる為に

自然・歴史・文化をつなぐ仕事が

建築家の正しい姿勢ではないでせうか。

 

                                            akira